お世話になっております、いとはきです。



今回は、「エイダ」と「マーダーミステリーゲーム」をどのような意図で製作したのかについて、少しこぼれ話をさせていただきたいと思います。ネタバレは含みません。



まず、両者に共通しているのは、この2つの作品は「いとはき」が作ることのできる作品の範囲を示そうと考えて製作したということです。マダミスを遊ぶ中でしばしば生じるのが、ミスマッチの問題です。これは、時間とお金をかけて店舗で遊んだ際に、自分に合わないと感じるような作品と出会うことを指しています。一定程度評判が良いと思われる作品を遊んだけれども、自分には合わなかったという体験をした方は、少なくないのではないでしょうか。



そこで、「マーダーミステリーゲーム」は、いとはきができる「推理要素の技量の期待値」。「エイダ」は、いとはきができる「物語要素の技量の期待値」を示す目的で設計しました。



まず、1作目である「マーダーミステリーゲーム」は、私が作ることができる「推理要素」を突き詰めて描いた作品です。私が製作した有料作品に参加するか場合に、推理面で選ぶ際の、1つの指標として考えることができるようにしました。



一方、2作目である「エイダ」は、私が作ることができる「物語要素」を突き詰めて描いた作品です。こちらは、私が製作した有料作品に関して、物語体験やロールプレイをしたいと思えるかという視点で選ぶ際の、1つの指標として考えることができるようにしました。



どちらにも共通しているのは、納得感です。推理導線を明確化し、登場人物の内面と行動について違和感を失くすよう尽力しました。推理の難易度には明確な差異はあるものの、マダミスとして確実に成立するように試行錯誤しています。そのため、解説は、他作品に比べて充実しているのではないかという自負があります。



個人的には、「エイダ」も「マーダーミステリーゲーム」も人を選ぶ作品であり、かつ、それぞれを評価していただいているプレイヤーの性質は異なるのではないかと考えています。そのため、万人受けするものではないと考えながら制作を行いました。



ただ、予想に反して「エイダ」は非常に多くの方に遊ばれることとなりました。これは私にとって非常に嬉しいことであり、Twitterで検索をみては、一人テンションが上がって叫んでおります。しかしながら、評判や期待値だけが上がりすぎて、おそらく自分には合わなかったという方や予想よりも楽しめなかったという方もいるかと思われます。その方々には、時間を無駄に消費させてしまい申し訳ない気持ちで一杯です。



これから、いとはきは、有料作品を中心に制作を行います。そのうち、「おにさがし」と「タミステ」は、8月ごろに一般公開されるのではないかと考えております。ただ、無料作品の「エイダ」又は「マーダーミステリーゲーム」の双方で満足をいただけなかったという方は、おそらくこの両作品も楽しむことはできないと思います。そういう意味で、この二作品は有償版でのミスマッチを減らしたいという目的で作成いたしました。

私としても、作品を楽しんでいただける方にプレイいただくことが何よりの喜びなので、まだ未プレイの方はまずは無料作品からプレイをいただきたいです。



雰囲気や演出を楽しめる有料公演もございますが、お金を無駄にしたくないという懸念があるのであれば、無料プレイも可能です。そうなれば、失うものは皆様の時間に限られます。(貴重な時間なのは、ご承知の上です。)



長々と申し上げましたが、私が言いたいのは作品に合う合わないという感性の問題は、明確にあると思っています。SNSでは良い評判ばかりが飛び交うため、実際遊んでみて自分の体験との乖離でなんとも言えない気持ちになるかともいるかと思われます。しかし、それは自分の感じている感情がおかしいわけではなく、自分の感性こそが正しい答えだと思います。



ちなみに、私は、今後一切作風を変えるつもりはございません。特に、推理だけではなく、世界観やストーリーを重視する点は今後も続くことかと思われます。そのため、私の作品を楽しんでいただけている方には、今後とも同じような価値を提供できるかと思います。

一方、合わなかったという方に関しましては、今も多くのマダミスが制作されているので、私の作品に時間を使うことなく、そちらをプレイされた方が楽しい時間を過ごせることかと思われます。マダミスの価値は遊ぶ方によって変わると考えておりますので、自分の趣味嗜好に合う作品に触れることが、何よりの幸せかと存じます。



最後になりますが、私の作品を既にプレイいただけたという方に感謝をさせていただきます。皆様の1つ1つの感想が心の支えとなりますので、今後ともよろしくお願いいたします。そうでないという方でも、このような長い文章に目を通していただきましてありがとうございます。今後のマダミス業界がよりよいものになることを心より願っております。



いとはき

カテゴリー: daily

0件のコメント

コメントを残す

Avatar placeholder

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です