シナリオ概要
・GM要
・プレイ人数 3人
・プレイ時間 2時間半〜3時間を想定
・密談無し
あらすじ
闇に紛れ、暗殺を稼業とする木隠家。
木隠邸と呼ばれる屋敷に、その血を受け継ぐ四人の兄弟が住んでいる。
名は、木隠カズラ・木隠ヤツデ・木隠アオイ・木隠オガセ。
彼らはまだ未熟であり、世を離れ密かに生きる日陰草と呼ばれている。
暗殺者の血が覚醒すれば、その名を残すことは間違いないだろう。
ただし木隠の正式な後継者となるのは、一世代に一人だけ。
木隠家の人間が互いに殺しあう「継承の儀」が訪れれば、
一人の人間が他の雑草の命を刈り取ってしまうためである。
また木隠の血筋を継ぐ人間は、代々「日陰病」という病を持つとされている。
太陽の光を浴びれば紫外線に反応して症状が起こり、最悪の場合死に至る。
そのこともあり、彼らはこの屋敷の外に出ることはなかった。
しかしある寒い冬の日、日差しが強い正午のこと。
スピーカーから今日が「継承の儀」に設定されたという音声が流れる。
また驚くべきことに、木隠家の人間が既に一人は死亡しているという。
一触即発の状況の中、三人は警戒態勢をとるが殺し合いは始まらなかった。
だが、この中に殺しを行った人物はいると考えられる。
残された三人はまずはその犯人を探し出し、
その後でこれから取るべき行動について考えることにした。
登場人物
木隠 カズラ(20)
木隠邸の本館に住むリーダー役を担う男性。ヤツデ・オガセとは三つ子であり、容姿はとても似ている。十歳の頃、太陽の光を浴びて「日陰病」の発作が起きたことから、太陽の光を少しでも遮断するために帽子を深く被るようになった。安息家から正式に暗殺を請け負い始めた。一人称は、私。
木隠 オガセ(20)
木隠邸の本館に住む落ち着いた性格の男性。カズラ・ヤツデとは三つ子であり、容姿はとても似ている。生まれ順からカズラのことを兄と呼んでいる。安息家の人間からはヤツデと間違えられることが多く、カズラの帽子のように何か区別できるものを身につけることを考えていた。安息家から正式に暗殺を請け負い始めた。一人称は、僕。
木隠 アオイ(18)
木隠邸の本館に住む可憐な女性。七歳の時に外部から引き取られ、この木隠邸で生活を始めることとなった。他の三人のことは兄と呼んでいる。まだ二十歳に達していないため安息家から正式な暗殺の請け負いはしていないが、戦闘訓練は行っている。一人称は、私。
木隠 ヤツデ(20)
木隠邸の離れに住む暴力的な性格の男性。カズラ・オガセとは三つ子であり、容姿はとても似ている。出生後、別の屋敷で暮らしていたが十九歳の時に外部から引き取られる形でこの屋敷を訪れた。安息家の人間からは、オガセと間違えられることもあった。安息家から正式に暗殺を請け負い始めた。一人称は、俺。
安息琴(??)
木隠家の補佐を務める安息家の当主。
ガレット(??)
武器調達や情報交換など総合的に請け負う便利屋。
登場人物イラスト
木隠 カズラ(20)
木隠 オガセ(20)
木隠 アオイ(18)
発売
~こちらのリンクで発売中~
販売価格
2800円(税込)
内容物
・各種ハンドアウト
・解説シート
・GMガイド
・ココフォリア 盤面
・各種画像素材
購入前の注意
本作は「日陰草の住む屋敷」は有料の作品となりますので、本作をプレイする前に同作者の無料作品である「マーダーミステリーゲーム」または「エイダ」を先にプレイし、シナリオの傾向を確認されることをおすすめします。そのため今までの作品を楽しめた方々は楽しい時間を過ごしていただける可能性が高く、今までの作品を楽しめなかった方々には退屈な時間となる可能性が高いと考えております。自分の好みにあったシナリオをプレイしていただきたいという意図として、購入前にこのような警告をしております。
今回の作品は、「エイダ」よりもややテイストは「マーダーミステリーゲーム」に近い作品となっております。そのため、シナリオ傾向を把握しておく事をお勧めしております。皆様にこの作品を十分に楽しんでいただけますことを、作者として心よりお祈りしています。
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