あらすじ
ここは、リスピア大陸。人間・獣人族・海人族・竜人族・妖精族の5つの種族が別々の国を持ち、生活を行っている。
しかしこのディアージュ島は、その政治体制とは異なる。普段は接点を持たないはずの異種族が、この島では盛んに交流しているのだ。この地では有益な資源を独自の技術で産出し、それを各国へと還元している。そのため、大陸で唯一のリスピア特別区として治外法権を得たのである。
本日は年に一度のディアージュの祭典が開催される。「ゲーム」と称されるこの祭典では、各種族の代表が参加して勝敗を競う。しかし代表者にとっては、これはただのお遊びではない。各種族の目がある中で行われるこの祭典は、それぞれの種族の立ち位置を示すものともなるのだから。
この祭典の優勝者は、ディアージュの石碑にその名を刻むことになる。石碑に刻まれた名前は、後世にまで語り継がれるはずだ。
5種族の代表達はこの場に招集された。それぞれの代表は勝利し、そして栄誉を残すことを目指すだろう。
当ゲームシリーズについて
「ディアージュの石碑」シリーズは、マーダーミステリーでもTRPGでもない形式のトークゲームとなります。プレイヤーは各種族の代表として、ロールプレイをしながら交渉を行いつつ、ボードゲームのような戦略的ゲームを行ってもらいます。
そのためハンドアウトやエピローグのようなものはなく、キャラクターの名前や設定はそれぞれに用意していただきます。そのため没入感のあるストーリー体験をしたいという方よりも、ロールプレイをしながらゲームを楽しみたいという方向けとなっております。
このゲームでは、各プレイヤーに、人間・獣人族・海人族・竜人族・妖精族の代表となってもらいます。種族は被ってはならないため、プレイヤー間で話し合ったり、ディーラーに対して種族の配役希望を出すなどの方法で決定してください。種族の決定後、以下事項をご記載の上で立ち絵を添付してもらいます。
・種族
・名前
・自分のキャラの設定など
また、このゲームには、ハンドアウトなどはございません。そのためロールプレイをする際に最低限必要な設定が用意されていれば問題ございません。また設定を深めることも可能ですので、ここは皆様にお任せいたします。設定に関してはプレイヤー内に「エイダ」の未通過者がいる場合には、他作品である「エイダ」内でのネタバレは含まないようにお願いいたします。
立ち絵に関しては、無料素材やPicrewなどの画像メーカー、自作絵など、使用可能な物であれば何でも構いません。
「ディアージュの石碑」について
祭典の勝者の名前が刻まれる石碑。ディアージュ・ローデンの残した「人生の本質は遊びである」という言葉が記されている。
当サイト上に「ディアージュの石碑」という特設ページを設けさせていただきます。GMガイドに記載されているフォーム欄からゲームでの入力してもらった場合、サイト上では勝者の亜人名又は架空の人名が記載されます。この時、他の個人情報については一切明かされません。また石碑に名を刻みたくないという場合であれば、それも問題はありません。
またゲームごとに、各種族の勝率や最下位率もランキング形式で記載させていただきますので、データの収集をさせていただきたく存じます。こちらは、完全匿名となります。ゲームを楽しんでいただけた方は、是非このフォームの送信にご協力いただければと考えております。
オウル・ペルペコネの「群れと屍」
メインディーラー
オウル・ペルペコネ
フクロウの亜人。頭脳と交渉力を重んじる個人対戦型のゲームを行っている。他のディーラーであるヘビの亜人シュネーケル・ヴァルロとライオンの亜人レオ・アーデルとはそりが合わない。3人のディーラーの中では最も古株であり、安定したゲーム進行を特徴とする。
今まで開催した過去のメインゲームの例は、以下の通りである。
・「鳥葬の儀」 竜人代表勝利
・「最後の晩餐」 獣人代表勝利
・「黄金の木の実」 ルール違反者多数により勝者無し。
・「大海を越える翼」 海人代表勝利
好きな言葉は「中立と公平」
好きな食べ物は「賢者の実」
普段はディアージュ島立図書館の館長を務めている。また小説家として執筆活動もしており、ファンタジー作品から恋愛作品まで幅広く手がける。特に彼の性格からは想像できないような女性視点の恋愛小説はリスピア大陸の女性を中心に多くの支持を得ている。このことをシュネーケル・ヴァルロには馬鹿にされたことがあり、陰ながら恨んでいる。
ディーラーからの募集文
今回のディーラーを担当するオウル・ペルペコネと申します。私が主催するプレイヤーに求められるのは、頭脳と交渉力でございます。ルールから勝利への道筋を見出し、他者と交渉して自分の利になるような策を立てましょう。もちろん、勝利へのこだわりも忘れてはなりません。皆様の参加をこころよりお待ちしております。
ゲームジャンル
頭脳戦
難易度:☆☆☆☆☆
戦略 :☆☆☆☆☆
心理 :☆☆☆
自由 :☆☆
ゲーム詳細
プレイ時間 :3時間半
プレイ人数 :5人
GM : 要
種別 :オンラインボードゲーム
発売価格 :1,800円(税込み)
〜購入はこちら〜
シュネーケル・ヴァルロの「鱗片投票」
メインディーラー
シュネーケル・ヴァルロ
ヘビの亜人。心理戦とブラフを重んじる個人対戦型のゲームを行っている。他のディーラーであるフクロウの亜人オウル・ペルペコネ、ライオンの亜人レオ・アーデルとはそりが合わない。3人のディーラーの中では最も新参であり、スリルがあり過激なゲーム進行を特徴とする。ゲームは不成立になることや棄権者が現れて中断されることもある。
今まで開催した過去のメインゲームの例は、以下の通りである。
・「弘法と蛇足」 妖精代表勝利
・「嘘吐きの盃」 ゲーム不成立により勝者無し
・「アダムとイヴ」 人間代表勝利
・「ラムミルク実験」 全員棄権により勝者無し
好きな言葉は 「裏切りと無秩序」
好きな食べ物は「***の**」
普段はディアージュ島の医者をしている。非常に医者としての腕は優れており、今までに何度も難病の患者を治療してきた。しかし裕福な人間の治療を優先し、法外の値段を請求することで知られている。私生活では贅の限りを尽くした生活を送り、ディアージュ島の一等地にある邸宅に住んでいる。ある記事によれば、彼は裏組織との繋がりもあるとされ、公認のディーラーになることができたのはその後押しもあったのではないかという噂がある。しかしその記事を書いた人間は張り込み調査中に行方不明になってしまったため、その真相を知ることはできない。
ディーラーからの募集文
今回のディーラーを担当するシュネーケル・ヴァルロだ。俺が主催するゲームのプレイヤーに求められるのは、心理と交渉力だ。相手の心理をよく読み取って、相手を自分の利になるように利用するんだ。もちろん、勝利へのこだわりも忘れちゃならねえ。じゃあ、気が向いたら参加してくれよな。
ゲームジャンル
心理戦
難易度:☆☆
戦略 :☆☆
心理 :☆☆☆☆☆
自由 :☆☆☆☆
ゲーム詳細
プレイ時間 :2時間半
プレイ人数 :5人
GM : 要
種別 :オンラインボードゲーム
発売予定価格 :1,800円(税込み)
発売予定 :7月末
レオ・アーデルの「獅子の褒賞」
(開発中)
ライオンの亜人。プレイヤー同士で戦いつつも、一部で協力しなければならない形式のゲームを行っている。難易度は高くディーラー勝利の場合もある。他のディーラーであるフクロウの亜人オウル・ペルペコネ、ヘビの亜人シュネーケル・ヴァルロとはそりが合わない。3人のディーラーの中では2番目に経歴が長く、大胆なゲーム進行を特徴とする。ゲームは安定しているものの、ディーラーが勝利するという展開もある。
普段は兵士団長をしており、祭典で優秀だと感じたものがいれば兵士として勧誘することもある。また彼自身の戦闘力はリスピア大陸の中でも随一であり、彼の存在はディアージュの独立に大きく寄与したという。絶対的な力とその風格から強いカリスマ性を持っており、種族を問わず多くの民を惹きつけている。
今まで開催した過去のメインゲームの例は、以下の通りである。
・「玉座」 人間代表勝利
・「虎と狼」 ディーラー勝利
・「弱肉強食」 獣人代表勝利
・「草原を駆ける者」 獣人代表勝利
好きな言葉は「挑戦と決断」
好きな食べ物は「合成霜降り肉」
ディアージュ島について
ディアージュという名前は、この島を発見した当時の人間の王の名前である、ディアージュ・ローデンの名前から取られている。彼は盤上で遊ぶ遊戯である「ゲーム」を愛しており、この島に定住した亜人や人間達に祭典と称して「ゲーム」を行っていた。
ディアージュ・ローデンの時代ではリスピア大陸における人間と亜人達は協力して生きていたが、次代のガルデア・ローデンの時代には分散してしまうことになる。そのようなリスピア大陸の状況下、この島は特別区として独立することとなる。そのため、リスピア大陸では例外的に人間と亜人が共生する不可思議な島となった。
各種族の簡単な説明
ここでは、各種族を作るときの参考として簡単な説明をまとめています。別作品である「エイダ」のネタバレは含みません。
人間:
プレイヤーの世界と同じ文化水準と考えて構いません。リスピア大陸以外にも人間は存在しているため、高い文化水準を持っていても低い文化水準を持っていても問題はないでしょう。
獣人族:
獣と人間の間に位置する存在です。ここにいう獣に該当する生物は、ネコやイヌなどの生物から、ライオンやシマウマなどの生物まで幅広くあたります。また爬虫類や両生類は、活動する場所によって獣人族か海人族が区別されることになります。そのため、そのような生物を獣人とすることも可能です。ただし鳥類にあたる生物は鳥人族に該当しますので、避けた方が良いでしょう。
海人族:
水生生物と人間の間に位置する存在です。海人という呼称は便宜上つけられたものであり、川や池などに住む生物もこの海人に該当します。水生生物に該当する生物は、魚だけでなく貝や海藻などもこれに該当します。
また爬虫類や両生類は、活動する場所によって獣人族か海人族が区別されることになります。そのため、そのような生物を海人とすることも可能です。
竜人族:
竜と人間の間に位置する存在です。伝説上の竜と呼ばれる存在を引用しても構いませんし、一般にドラゴンと呼称されるものでも構いません。
妖精族:
人間の世界でいう妖精と同じ外見を持つ存在です。大きさは個体ごとに異なります。
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