〜第二幕:あらすじへ戻る〜






獣人族の王、ヴァル・ドレッドは、
生まれて初めて恐怖で体が震えていた。



彼は力に頼り、力を求め続けていた。



だからこそ、エイダに溢れる力が、
圧倒的でとてつもなく強大な力であると分かるのだ。
しかし、彼は、ある決断をした。



「人間の王、エイダよ。
 まだ、お前には、直接言ってはいなかったな。」



そう言うと、ヴァルは、
異形となった彼の目を真っ直ぐに見つめる。



「これが、俺の答えだ。」



彼は、そう言うと、一瞬の不意をつき、
床にある「王家の短刀」をエイダに向かって投げつけた。



しかし、その短刀は体をすり抜け、そのまま壁へと当たる。
エイダは、ヴァルに向かって激昂した。



ワシを、殺せるとでも思ったか。
そんな刀など、効きはしない。




さあ、ワシの名前と姿を、
お前達の脳に刻みつけるのだ。




ワシは、エイダ。
この大陸の支配者となる魔王だ。







推理について




この時間が過ぎれば、
エイダは、この魔法陣を破り外に出て行くでしょう。



そうなれば、この大陸は、終末を迎えることとなります。



あなた方には、異形の姿となった人間の王、
エイダを消滅させるための方法を、推理してもらいます。



制限時間は、ヴァルの行動により、15分に延長されました。



以下の資料、能力、証拠品をもとに、
15分後に使用する能力、または、証拠品1つ」を議論してください。
議論がまとまり、時間を短縮したい場合、次の画面に行って構いません。




また、議論では、第一幕でのメインミッションやサブミッションは、
すべて解除されることとなります。



それでは、現時点より、
制限時間のカウントを開始してください。




エイダの姿




・宙に浮いており、エイダの姿をしているものの、
 全身が何やら黒い霧のようなものに覆われているように見える。
もはや、人間でも亜人でもない何かである。



・エイダの全身からは、非常に強い魔力を感じる。




新たな資料





玉座の下にあった通路で、3つの新たな文献を発見した。





「エイダのメモ」〜「悪魔」との契約について〜



どうやら、エイダの手で書かれたもののようだ。


悪魔の能力は、契約者が殺害されることで発動するようだ。
契約者は死後、悪魔の力を借りて転生するというらしい。


ヴァルやドラゴは、ワシをきっと殺して止めようとするはずだ。
奴らの感情を、利用することとしよう。


しかし、最も厄介なのは、「あの力」を使われることだ。
まあ、今のままであれば問題はなかろう。



研究報告書:



文書には、大量の黒い血の跡が付着している。
どうやら、執筆後に自ら命を絶ったようだ。

2386年3月
***の実験は失敗に終わる


定着後:
魔法防壁による防御が成功する。


10分後:
魔法防壁が破壊される。
***は研究所を破壊し、市街へと進んだ。


20分後:
市街に出ると***の風貌は変化する。
***を知るものが増えると、***の力は強大となっていく。
市街は、火の海となった。


30分後:
報道機関や電子機器通信を通じ、***の存在が広まる。
すると、***の力はますます強大となった。
人間国の壊滅を契機に「魔法爆弾」の投下が許可される。





ある研究者の手記:A


私は、とんでもないものを生み出してしまった。
あれは、まさしく「悪魔」の姿だ。


黒い靄は、魔法防壁となっており、もはや魔法は効かない。


それなのに、我らの王は、
この国を滅ぼしかねない「魔法爆弾」を投下しようとしている。
そんなもの、***に効くはずはない。




ある研究者の手記:B


やはり、魔法爆弾は、***の身体をすり抜けた。
それどころか、この国の首都も人間達も滅びてしまったのだ。


***と戦うのは、もはや私だけだ。


この大陸は、もはや終わりだと思ったが、
***の力は、明らかに弱まっていった。


私は、あることに気づき、自ら命を絶つことを決めた。





証拠品・能力


「水鏡」

対象者の容姿に成り替わることができる能力である。


人間や亜人に対して使用が可能であり、
対象者の衣服や体組成まで、完全に再現することができる。


使用方法は、対象者に対して魔法を詠唱し、
再度変身時に魔法を詠唱するというものである。




「メモリーアウト」

対象者の記憶を消去することができる能力である。


使いこなすことさえできれば、
特定の対象の特定の記憶のみを消すことができる。


詠唱範囲は、最大で人間国全土に及ぶであろう。



「フレアブレス」

全てを燃やし尽くすこともできる灼熱の炎の吐息である。


王族のレベルであれば、
1つの国を滅ぼすこともできるであろう。



「王家の短刀」

悪魔を払うという言い伝えもあるローデン家に伝わる短刀である。






〜15分後〜

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